「おもてなし」とは言うけれど

インバウンドブームの一方で「残念な観光地」の記事が出始めている。
物珍しさで来日してもリピーターになってはくれないことに警鐘を鳴らす内容が多い。
旅行に行って感じるのは、「素朴さ」と「何もしない」を勘違いしているところがおおい。
「景色がいい」ところなど世界中にたくさんある。おらが村の桜が一番、などと言っていては駄目なのである。

桜の下で、地域らしい楽しみ方が求められている。
例えば、聯蘭高価な吉野の花見風の体験ができるなどの趣向も必要だろう。
地域の日常だからと、親父が酔っ払って暴れていては観光も何も無い。
極端な比喩だが、「何もしない地域の生活」を素朴さ、地方の魅力とは思ってもらえない。
インバウンドを迎えるならそれなりの演出が必要なのである。

また、京都以外は見どころ同士の距離が遠い。
観光立県などと言うのであれば、足を止めてお金を使ってもらえる工夫が必要なのである。
例えば伊豆は玄関口の熱海が低迷期を抜けて復権しつつある。
一方、少し足を延ばさなくてはならない伊東は駅前が寂しい。
大室山や小室山、ワニ園などがあるがどれも目玉には乏しい。
熱海からの伊東線が遅いのもまどろっこしいし、道路は週末の慢性渋滞で楽しくない。
夏休みの花火大会も、一番の盛り上がりが平日の場合もある。
2017年は8月10日木曜日。
お盆と言えばお盆だが、三浦按針の事跡を顕彰する式典のある日なので毎年8月10日に固定なのだそうな。
熱海はどんどん建て替えが進んでいるが、伊東市内のホテルは古い。
耐震基準を満たしていないので、今後ますます廃業になるのではないか。
雨が降ったら何もやることが無いのも伊東は弱い。
伊豆の地方自治体は高齢化が進む別荘地を多数抱えており、観光の担い手不足も課題となっている。

沖縄も魅力がない。
ダイビングならばフィリピンの方が楽しいとわれてしまう。
家族連れは水族館以外行くところがないとも聞く。
首里城は島津侵攻の恨み言しか展示されておらず楽しくない。
戦跡を巡っても戦争への恨み節ばかりで旅行の楽しさは味わえない。戦跡は観光地では無いのである。
旅行者の大半は「楽しさ」と「体験」を求めて来日する。
「おもてなしのプロ」として観光着を迎える以上、相応の工夫と設えが必要と思う。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック